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三番目の声

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作詞・作曲

作詞:金子 泰
作曲:今藤 政貴

発表年

2021年

作者より

金子 泰
同一線上にない三点がある時、それらは一つの平面をつくる。また一つの直線とその直線上にない一点は、一つの平面をつくる。Aとnot Aの世界でなく広がりを持っていきたい。そして平面止まりのこの歌詞は、声の力によって立ち上がる。
※公演プログラムより転載

今藤 政貴
今回は、唄のメンバーだけの曲をかいてみることにした。▼なにか目新しいビジョンがあるわけではない。ぶっちゃけ、会の逼迫した財政のことや、このご時世で密を避けマスクをしないでも演奏できる編成で、なおかつ唄が三名以上ほしいという条件で考えると、ほかに選択肢がなかったのだ。▼こういうと、なにか後ろ向きに聞こえるかもしれないけれど、そんなことはない。決められた条件からはみ出さずに仕事をするのが割と好きなのである。▼つい先日、作詞の金子さんから歌詞をいただいた。▼ちなみに今は夏の盛り。演奏会まで4ヶ月近くあるのに、いつもギリギリになるプログラム用原稿をもう書いているのは、この歌詞に触発されたからにほかならない。金子さんには、唄3名でやります、ということだけをお伝えして、内容やテーマについては、すべてお任せしていたので、歌詞をもらうのが殊更楽しみだった。▼良い歌詞だった。▼やたらと観念的でものすごく作りづらそうだけど、たぶん意識的にそうしたのだろう。金子さんは、ぼくより歳下だがほぼ同世代だ。付き合いも長い。見透かされているのである。▼今回の作品は、それを昭和というキーワードで括って良いかどうかはともかく、そういう〝時〟の匂いにあふれている。でも作詞者は単なる懐古趣味にしまわず、ある種の憧憬に支えられながらも何十年と抱えてきた矛盾やら、堂々巡りの現状やらに敢然と向き合っている。▼ぼくも、逃げずに取り組まねばなるまい。
※公演プログラムより転載


歌詞

歌詞(PDF:436KB)

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