三つの絢
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作曲
作曲:今藤 長龍郎
発表年
2023年
作者より
今藤長龍郎
この作品は、2023(令和5)年に現代邦楽団体「考」の委嘱により作曲・初演いたしました。長唄・山田流・地歌の各三味線が生きるような器楽曲にというご要望で、各三味線や演奏される方の特徴を想像しながら作りました。初演は今藤政音さん、田中奈央一さん、富緒清律さんです。
「三つ」とはその名の通り三種の三味線という意味が大きく、「絢」としたのは「彩る」だけでなく、三味線の響きは「糸」が司っている事や、楽章によって編成が変わる事で人が交わる様子も描いています。各三味線の音が単独で聞けるよう各々にソロもあります。古典的なメロディで構成していますが、一部無調的な部分もあります。
長唄三味線が引っ張って曲を構成するのではなく、各三味線に委ねながら各々が輝ければと思っています。掛け声も無しで演奏します。
三種の三味線として作曲していますが、工夫によっていろいろに演奏可能だと思います。作品が様々な方によって翔けたら嬉しいです。
※公演プログラムより転載


