トップページ > 同人作品 > 孤雁ー富樫左衛門のこと

同人作品同人作品

孤雁ー富樫左衛門のこと

演奏動画をご覧いただけます。

作詞・作曲

作詞:金子 泰
作曲:福原 徹

発表年

2025年

作者より

金子 泰
伝統芸能では、もちろん全くの新作もありますが、先行作品やそれに登場する人物を解釈し直したり、世界観を借りたり、続きを創作したりと、今で言う「二次創作」のようなことも大いに楽しんできました。この作品もその類で、歌舞伎や長唄の『勧進帳』の関守・富樫の「その後」を描いています。
富樫のモデル的人物は、木曽義仲の挙兵に呼応して倶利伽羅峠の戦いに参戦したとか。また義経一行を通した後には出家をして、平泉まで追いかけて行ったとか。それが史実かどうかはさておき、今作品の富樫は義経に強い恨みを持っており、到着を待ち構えています。それがどうして仇敵を通したのか。その後出家して再会したときにどうなったのか。
孤雁(こがん)という言葉を目にしたとき、富樫だと思いました。群れからはぐれ連れのない雁のことです。そして多かれ少なかれ誰もが心の中に孤雁を抱いているように思います。
※公演プログラムより転載


福原 徹
勧進帳(安宅)の富樫は、その後どうなったのか。ずっと気になっていた。
これまでの創邦では、笛のソロや、規模も長さも小さめの小品を出してきた。今回の創邦は三人ずつ作品を発表するということになり、今宵は長龍郎さん、金子さん、私の三名。長龍郎さんは器楽曲を出すという意向を耳にしたので、それで文芸同人である金子さんと組むことにして、言葉のある作品、私としては少し長めのものを発表することとなった。
小早川さんにはこれまでハムレットやマクベス、山登さんにはリチャード三世をお願いしてきたし、お囃子のお二人にも「徹の笛」や「洗足池春宵の響」等でたびたび試行錯誤にお付き合いいただいてきた。今回も皆さんと、緊張感のある刺激的な時間を共にさせていただいている。
※公演プログラムより転載

歌詞

歌詞(PDF:150KB)

< 作品一覧に戻る

X 創作Q面
ページトップへ

創邦21

創造する 邦楽の 21世紀