創邦21 第16回作品演奏会 創作Q面 創邦11面相

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作品紹介

ぼくが作曲できない理由(わけ)

ご試聴いただけます。

企画原案・作詞・作曲・作調アドバイザー

企画原案: 今藤政貴、 金子泰
作詞: 金子泰
作曲: 今藤政貴、 今藤政太郎、 杵屋巳太郎(現・淨貢)、 清元栄吉、 松永忠一郎
作調アドバイザー:藤舎清之

発表年

2008年

作者より

金子泰
一所懸命にやっているのに何故か上手くいかない。そんなときどうするか。人に相談する。天啓(?)をじっと待つ。妥協する。あきらめる。いずれにしても、結局は自分で何とかしなければならない、極めて一個人的・私的な事態です。が、まわりの人々に映る自分を意識し空想するから、一層手も足も出ない状況に陥るともいえます。 さて、この複雑な散文的問題にどう決着をつけるか。三次元を二次元にうつし取るような心細さでしたが、あるとき上下二段で書くことを思いついて、すると平面が決まったようでした。それが舞台でどんなふうに現れてくるのか、楽しみでもありコワくもあります。
※公演プログラムより転載


松永忠一郎
いつも僕は作曲という作業にはとても頭を悩ませられる。なぜなら自分には作曲が「できない」からだ。それでも小石を積み上げていくように作業を進めていけば、出来ばえはともかくやがて完成をむかえる。途方もない作業を終えた達成感は、過酷なランニングの最後にゴールを切ったランナー達のそれに似た快感のようなものかもしれない。この快感を繰り返し得たいがために、人はまた先の見えないスタート台に好んで立つ。「出来ない」からこそ「できたい」と欲するエネルギーが生まれ、様々な文化が育ってきたのだ。
※公演プログラムより転載


今藤政太郎
楽しいミーティング
前回の演奏会のあと、次回には面白い企画を進めなきゃね、とそこで少々楽屋落ちながら「ぼくが作曲できない理由(わけ)」という企画作品でいこうということにした。金子泰 作 巳太郎・栄吉・忠一郎・政貴・政太郎で作曲することにした。担当の部分が決まってミーティングをした。何か異様に仲間意識が高揚し、まるで中学か高校の演劇クラブの様な熱気で長時間の話し合い、とても楽しかった。ところが担当部分を持ち帰っていざ作曲にかかろうとすると、まさに「ぼくが作曲できない理由(わけ)」がうず巻いて汗・汗・汗が、この汗がお客様の楽しみに繋がればなと思っています。
末筆乍ら、これからも「創邦21」を応援の程切にお願いする次第です。
※公演プログラムより転載


杵屋巳太郎
今回の合同曲はかなり変った手法です。
作詞の前に企画原案があり、作曲のあとに編曲が行われる。それも全て別のメンバーが行うのです。
まず原案者が呈示したアイディアを作詞者が全てすくい取って本を書き、原案者が割り振って決めた担当部分を作曲者が音楽にして編曲者に渡すと、あとは編曲者も原案者の描いているイメージに合うように料理するわけです。でもこのやり方でも、作詞・作曲・編曲の全ての者が原案者からまかされた中で自由に自分の腕を揮うのは当然のこと、どのように仕上るか私は残念乍ら大阪松竹座にて期待しております。
※公演プログラムより転載


今藤政貴
この作品に取り組むにあたって、今回が初めての出品となる私は、主に二つのことを意識しています。
一、作品のテーマについて
このような題材を作品化すると、とかく楽屋オチに終始してしまったり、単なる自己満足に陥ったりしてしまいがちです。見るからに内向きな題材を普遍的なテーマに組み立て、聴衆の共感を得られるような音楽に仕上げなければなりません。
二、共同作品について
共同で一つの作品を手がけるからには、単独出品では得られないなんらかのプラスαがなければ、あまり意味がありません。統一され整合性の保たれた中に、参加者それぞれの個性や完成が花開いている、そんな曲にしたいのです。
いずれも難題ですが、今回がはじめての作品となる私としては先輩たちに教えを乞いながら、力を合わせて良いモノが出来たら、と思っています。
※公演プログラムより転載


清元栄吉
発案当初から今藤政貴同人の一貫したイニシアティブによる画期的な企画でありまた、同氏の創邦21作品演奏会作曲デビューでもあるこの曲、切り口は『ある作曲家』の懊悩ですが、人間誰しもが深い所で抱えているであろう、認められたい欲、人と関わることへの恐れ、存在の不安や自己表現への壁をテーマとして扱っています。私は主に編曲作業でこの企画に関わらせていただいております。
※公演プログラムより転載

歌詞

歌詞(PDF:1000KB)

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